やっとたどり着いた母への愛

♥もう一つのコンフォートゾーン

長く暮らした札幌を離れ、いったん実家の母宅に来た。

そこから1カ月が経ち、その間、いろんなことが起こり黒いオセロが白くなっていくように、実家との過去のわだかまりが昇華され気づきも多くあった。

実家は今、私にとって、とても居心地が良い場所となっている。、

さて、そろそろここでの課題が終わり、次へと動いていくことになりそうな予感がしている。

 

 

♥宿敵だった母を通して観えていた私のシャドーとの和解

実家に帰ったことで、息子を娘より優先する母に、今回大事にされる瞬間を体験している。

(もちろんそれは兄がいない時に限るが)

そのことで、私のインナーチャイルドは癒されている。

しかし、それは長くは続かず気をゆるすと母はすぐに別人格になる。

それでも、私は満足である。

母と亡くなったの人の話しをたくさんすることで、先祖も含めて癒されている。 

 

 

♥みな人格が分裂している

今までの地の時代、自分軸でない他人軸の私たちはみな二重人格(以上)であると言えるだろう。

本人自身が分裂して、あるいは、矛盾して生きているのだ。

 

かつて私も他人軸、母軸だった私は自分軸を取り戻すべく、多重人格の母を理解し受け入れ始めている。

彼女はほんの少しでも母の部分を私に見せてくれた。

おかげで私はあんなに嫌いだった実家の居心地が日増しに良くなっている。

 

このよに私は本来の自分の軌道に戻るためにインナーチャイルドを癒し、本来愛されて育ったであろう人生を歩み始めようとしている。

 

 

♥さて、いかにこのコンフォートゾーンから出ていくか?

といいながら、まだまだ母と居たい、まったりしていたい、甘えたい。

しかし、一緒に居ても結局、同じ話死を繰り返すだけになる。

理解しない母に私のことを説明するとどっと疲れてしまう。

母はうんうんと言い、すぐに忘れる。

それでもいいからこのままここにいようと思ったり、物理的には母であるが、この先の老いを見ていくだけでいいのだろうか。

母は私がわからなくなるだろう。

しかし、母はそれさえ気にしないだろう。

変な母だけど、それでも愛おしい母だ。

 

 

★母に対してこんな安らかな気持ちになるなんて、、、思っても見なかった。

私こそ、母のようにもっとアバウトで柔軟な自分になっていこうと思った。

私たち母娘は陽と陰、プラスとマイナスの組み合わせであったようだ。

これが統合させると穏やかになる。 

あなたにとっての母娘・親子とは何ですか?

 

私は地上の楽園を作るために、新たに行き先を見つける旅に出よう。

そして、いつでも何かあったら母のところに帰ってきたらいいのだ。

生きても死んでも母は・・・このように生きる私を応援しているから・・・。