3次元世界のドラマを見守り続ける

今、私は実家にて、身内が信じている3次元意識、そして、私が進む5次元意識の違いをまざまざと体験している。

 

私が放っておけず、兄の暴君に対して、母にこうした方がいいと、こういった方がいいとアドバイスをした。

そのことで、兄は猛烈に怒り母に罵声を浴びせた。

そんなことに、今まで身内の男性陣と長く対戦してきているので、私はそう簡単にはひるまない。

しかし、母は長男である兄に遠慮して、おびえて小さくなる。

争いごとは丸く収めたい母はいつでも彼のいいなりになってしまう。

 

♥甘やかされ王様として育った兄のこと

幼い頃から兄だけは義理祖父母に甘やかされて育ち、父も母も兄に何も言えなかった。

兄は家族の中の王様だった。

特に家族内で母の立場は低かった。

いつの間にか兄は母を見下すようになった。

それは私にも向けられたが、、、持ち前の気の強さからなんとか反抗してきた。

それでも私は妹だから兄を敬えと、喧嘩を売るなと両親に抑えられてきた。

女性の地位が守られているヨーロッパに13年住み、男性のあり方を見直し、

また、スピリチュアルなことを探究してきた私は、風の時代の始まり前に、思い切りぶつかって兄に本音をぶちまけた。

それ以来、彼は私には何も言えなくなった。

 

♥実家の浄化

今回、私のアセンションを前に、なぜか強い引力に引っ張られ、いったん実家に住むことになった。

私と実家の次元が違いすぎるのか、私が実家に住んで以来、まあ、いろんなことが起こっている。

まるで、先祖の古い膿みだしのようなものが出てきている。

また、亡くなった義祖母や義理父や父や弟、または、祖先たち、そして、住まいが私にいろいろなことを感じさせてくれるために、私自身泣いたり怒ったりしている。

これは体感として先祖の浄化をしているような気分だ。

 

 

♥事件

兄と母に見えなかった問題が浮上し事件が起こった。

いまだに昨夜の母の鳴き声が耳に残っている。

私が母にいろいろアドバイスしたせいか、母の気は大きくなり、日頃母が言いたいことを電話で兄に言ったのだ。

それは何気ない言葉だった。

長男として、、、母が食事やホテルなど世話になった母の実家の人たちに感謝の電話を入れてほしい、、、という些細なこと。

しかし、そのことで彼は電話で怒り狂った。

俺に母が命令をしたと言って・・・。

感謝のお礼を言うのは普通なことではないかと思うが、彼には彼のプライドに障ることだった。

近くに住む兄はすぐさま母の実家に車でのりこみ、近所に鳴り響く猛烈な声で母を叱責した。

おまけに、私が母に入れ知恵をしたと言って怒った。 

 

以前の私だったら動揺し、そのエネルギーに乗って興奮して言い合いになっていただろう。

今回の私は別の部屋にこもり彼の声を録音していた。

う~~ん、これはDVなんだなあ。

母の母も長男からDVを受けていた。

そうだ同じだ、歴史は繰り返すだ。

昭和の男はおおむね男尊女卑で育っているケースが多く、お家制度も残っていて長男が大事にされた時代である。

 

♥見守りと祈り

執拗な繰り返しはなかなかおさまらななかった。

私は何どもその場に出て行って、母のためにやり返すことはできたが、今回は3次元のドラマに関わらないレッスンなので我慢してひたすら祈り続けた。先祖に神に。

そのせいか、母ははじめはおろおろして彼に謝っていたが、だんだんと黙ることができたせいか、彼は静かになった。

その間、私はふたりにエネルギーを送り続けた。

ふたりを見守ることが、結果、ふたりのためになった。

 

あ~私が関わらなくてよかった。

それ以来、少しだけ兄は母のために文句を言わず何かと言って助けている。

 

★今回、実家に帰り、はじめは3次元の自分をやっていたが、途中から、何をやってもうまく行かないことに気づき、できるだけ関わらないで、俯瞰して学び、眺めるようにしている。

また、違った角度から母と兄を観て、この3次元世界の未熟さの中から、これが3次元なりに・・・彼らなりにそれぞれがパーフェクトなんだと思えるようになった。

すると、なんだか彼らを愛おしく思えてきた。

 

まだ、何があるのかわからないけど、かなり深い問題がクリアできているように思う・・・しかしながら疲れた~~~。