先祖のカルマの解消は簡単ではなかった!
♥先祖供養が続く
実家に居ることで身近な母親の対応にいちいち反応してしまう。
それは、私が過去に封印してきたインナーチャイルドなのか?
あるいは、母親が封印してきた怒りが私の体を通して沸き出てきたものか?
それとも、先祖から代々深く傷ついた女性(性的にも)の痛みでもあるのか?
とにかく、激しい怒りが私の体を通してこみあげてくるのだ。
そのどれもが女性として幸せに生きられなかった女たちの怒り、そして、自信のない男たちの無念さでもある。
怒りにまみれてしまう「私」がいる。
そして、ふしぎにもそれを俯瞰して観ている冷静な「私」がいる。
私は分裂しているように見えるだろう。
これは地の時代、ひとりひとりの先祖たちの抑えつけられ傷つけられた苦しい想いだ。
私がこれらの感情を感じとり癒している。
私の中でそれら一つ一つを爆発させ、それを味わうことで、冷静な私がそれを消化・昇華している。
これが私の先祖供養だ。
これを人に理解してもらえるかどうかはわからないが、私にはとてもリアルで納得できるものだ。
激しさと穏やかさの間を行ったり来たりしている私を見て母親は戸惑っている。
私が二人いるように見えるからだ。
いつまで続くのかわからないが、この作業が終わると私はこの実家からあっさりと出ることになるだろう。
それまでは、先祖が私にこの家に居させるために私の面倒(金銭的にも)をみてくれるだろう。
まあ、おかげで浄化に集中できている。
♥実家の「家」が教えてくれたこと
ある早朝ベッドの中にまどろんだいた私は「この家の玄関をきれいにしておくれ」というイメージを受け取った。
今回、この実家に来た時から、気になっていた玄関である。
玄関の内側はきれいなってはいたが、玄関の外側は長く放置されていたのか汚れていた。
実は母親はこの家が好きではない。
この家を立てた時、自分の意見を一切聞いてもらえなかったからだ。
だから苦手な義祖母の息のかかった庭の木の手入れを怠り、玄関も内側だけ掃除していた。
私は眠い中、玄関を吹きながら、この家と対話してみた。
この家が言うには、
「玄関は神社で言う鳥居だ。
家はご神体である。
玄関はきれいにしていないと人が近寄らない。
それはすなわち、家が繁栄しないということだ」と教えてくれた。
また、「家は先祖でもある。
先祖という体でもある。
家を大事にしたり掃除したりするのは、自分の体を大事にして清潔に保つことと同じである。
自分の体を大事に思うなら、まずは家を大事にすることだ」とも言った。
自分の力で購入した家ならきっとがんばってきれいにするだろう。
しかし、いやいや嫁にきて苦労した母親は嫁ぎ先の家への思い入れはあまりないだろう。
そんなことを対話しながら、汚れてしまった玄関の外の戸やガラスを力を込めて拭いた。
そして、長年の両親を守ってくれた家に謝り、感謝した。
(私は前の家で大きくなり家を出たので、この家は両親の家と言ってもいい)
私の場合、23歳で実家を出て以来、家を持つこと建てることに興味がなかった。
以来、ずーっと賃貸生活である。
私もまた母のように「実家自体・実家の家族」を好きではなかった。
あ~~私の体が病になったのも関係があるのかもしれない。
体を大事にするように、家を大事にしよう。
先祖を大事にしよう。
あらためて心を込め、感謝しながら掃除しようと思った。
そういうこともあり、先祖は私を実家にいったん引き戻してくれたのかもしれない。
★今回、実家に戻ったことで、先祖の想い、実家(先祖)の家から、自分の体を通して、いろいろなエネルギー(メッセージ)を受け取っている。
この際、心いくまでどんどん浄化していこう思う。
心が激しく揺れ心身疲れる中、買い物に行くために外に出ると、なぜかいいこと・いい人にどんどん出会う。1
これは、きっと見えない存在の愛の計らいなのかも・・・と思い癒さている。