母親役、娘役が完結する時 娘編②丸ごと愛するよ

娘編①の続き、今回は娘編②丸ごと愛するよ~依存の確信に迫る。

 

♥アセンションのためのポイントは丸ごと愛しているだった!

前回にも書いたように、長い間心の底に隠していた想い「母親に助けてほしい、甘えたいと」いう気持ちをさらに深く見ていくと、

私の本音は一体何を求めているのだろうか?

病により弱くなった私はやっと母親に甘えたい、受け入れてほしいという気持ちに気づいた。

 

しかし、それでも、これは依存心だけの問題なのかな?と疑問に思った。

泣いている女の子のように叫んで、母親に甘えたいと言ってみて、、、少しはましになっても、深いところは解決しないと感じた。

 

なぜなら、自分の心のベースの部分が空洞だったことに気づいたからだ。 

私は「前回、誰かに守られたい」とも語っていた。

母親には甘えたいが、心のベースが空洞なのだ。

母親にこの空洞が埋められるのかな?

 

♥父親不在

これはひょっとしたら、父親に守られたいという想いではないかと思った。

 

親に愛されない子どもは母親に甘えたい。

そして、父親にはがっちりと守られたい。

子どもは内(家)にだけいることはできない、外の世界に向かって出ていかないといけない。 

それは、内(母親)だけでなく、外(父親)という存在が重要になる。

 

私の実家(先祖)の根本的な問題は父親(男性性のエネルギー)の不在であった。

 

(私は1986年から1999年までヨーロッパに住んだが、その時、父親とは本来こうやって妻と子を守るんだと知り感動した。日本の父親像とは違っていたからだ)

 

さて、ここに来て私は母親への依存の問題だけでなく、父親への希求「守られたい」という強い想いを隠していたことがわかったのだ。

母親に甘えたい、父親には守られたい。

 

今思えば、母親・父親不在の状態では、家庭生活の維持と社会で成功することは難しいということだ。

私は今の自分について、このことがとても納得できる。

 

 

♥アセンションのポイントを発見!

しかしながら、そこにこそアセンションのために重要なポイントがあるとわかった。 

はじめは母親に依存しているから、私は外へ向かって自分の力で立つ勇気がないのかなと思っていた。

 

しかし、私は何度も何度も戦いを挑み、男尊女卑の世界でささやかながら、生計を立ててきた。

男たちに負けないように、カラ元気、カラ頑張りでやりきってきたのだ。

今の私にその力はもはやない。

あの弱い立場の幼い頃、男を優先させる祖母や母親に負けたと同じ気持ちだ。

 

 

そして、さらに(瞑想状態で)深く見ていくと、

ある強い想いに至った。

その想いとは・・・ミサエよ、ダメダメなミサエでも、弱っちいミサエでも、どんなミサエもいいんだよ。

大好きだよ。

そのまま、ありのままのミサエを丸ごと愛している。

だから、OKOK大丈夫なんだ。

と・・・言ってほしかったんたのだと突然わかった。

 

今まで長い間、この依存の真相を悟りたくて、私はわざわざ病になり、ダメダメな自分になった。

ダメな自分になっとことで、がんばり屋の優等生の私がいなくなった。

そして、ダメな私でもいい、このままありのままの私を丸ごと受容する。

「自分を丸ごと愛する」と言う境地にやっとたどり着いたのだ。

そうか!これなんだ。

この時、とても深くて温かいものが魂を包んだ。

あ~、なんて時間がかかったことか、この長さは、ひょっとして2万6千年もかかったのかもしれないとふと思った。

 

今まで何度も自分を愛するなんて人にも自分にも言ってきたのに・・・まるでわかっていなかった。

 

母親(母性・女性性のエネルギー)だけでなく、父親(父性・男性性のエネルギー)という存在がやっと実感として確認できたことで、私は自分を丸ごと愛することが理解・統合できたように思う。

 

 

★こうしてここまで観てくると、母親も父親も、ひたすら自分を思い出すための人間関係だったということになる。

それにしても、自分が作っていたコンフォートゾーンから出るとは、なかなかすごいことだ。

アセンションへの道だからだ。

ぜひ、あなたにもコンフォートゾーンから出ていただきたい。

これについて、望む方にはお話ししていこうと思う。

 

 

次回は、いよいよこの3次元意識の集合意識から抜けていくことについて、書いてみたい。