他人軸で生きていた時代、私の周りはすべて敵だった。
いつも身構え緊張して生きていた。
ピラミッド状の仕組みの中で昭和29年生まれ私は女に生まれたことに苛立ちを感じていた。
権力に抵抗し批判もしてきた。
自然療法を好む私は西洋医療の医者が苦手だった。
しかし、医者の権威はこの権力社会においては認められていた。
私は男尊女卑の家庭でかなり理不尽な想いを抱いて育った。
弱みを見せたくなくて、男に負けないように、気を強くしてやってきた。
平和を願いながらも、社会と戦ってきたのだ。
よって、私の心はイライラしていた。
自分の中の怒りをなんとか解消しようとスピリチュアル的にいろいろワークを試みてきた。
私の人生のやりくりを周りの人に伝えたくて、教えたくて、一生懸命話してきた。
それでも、常に大きな壁が立ちはだかり、私は何度も倒れそうになった。
それでも、あきらめなかった。
ところが、病になり、風の時代に入ったこともあり、それまでの私の動きは止まった。
今までの意識の方向転換を余儀なくされたのだ。
私の年代の人たちは権力社会にかなり洗脳されている。
他の人と同じであることに抵抗がない。
今までやんわりと決められたルールに縛られてもいる。
人と違うことをするには勇気がいる。
また、今まで洗脳されていたことに気づくことは、今までの世の中を信じている人にはなかなか難しいことである。
いろいろな常識でいっぱいになっている頭の中を空っぽにするしかない。
今までの世の中に疑問を持っている私自身も、それがわかっていながら、ついつい古いジャッジしたりする。
みんな違って、みんないいということは重々しょうちしているのであるが、ついつい長年培ってきた信念体型は強固である。
結局・・・私は世界を敵にしてきたのだ。
おろかな戦いをしてきたのだ。
人を競争させ、そこから脱落した人はどんどん孤立していくような世界になった。
勝ち負けの世界、
持つもてないの世界、
いい悪いの世界である。
♥この地獄のような世界から抜けていくには、どこから手をつけていけばいいのか?
今のような世界を楽しんでいる人はそれでいい。
私はとっととこの世界から抜け出したい。
ここから抜け出すには私の中の洗脳を解くことしかない。
一つの見方を思い込んで決めつけている自分に気づくこと、
見える外の世界と常に戦ってきたことに気づくこと、
自分を責め、罪悪感でいっぱいの自分に気づくこと。
この罪悪感とは強いものが弱いものをいじめるという社会構造から出てきたものだ。
これでは人は立ち上がれないようになっている。
自分は親や身内から先生から上司から、どんなマイナズナことを言われ続けてきたか?
♥みんな違って、みんないい!
私は今までの世界と和解をするプロセスにいる。
あくまで和解で和合ではない。
自分を失くすことではないし、人と同じになることでもないし、依存して甘えることでもない。
ワンネスと言えど、みんな違っていいのだ。
みんな違って、みんないいのだ。
私はワイトワーカー、今まで自分を犠牲にして人のために動いてきたが、それは地の時代のものだ。
風に時代に入った今、これからはライトとして自分を輝かせ周りを明るくすることに専念する。
あくまで自分のこととして。
そして、わかり合える人たちと助け合って生きていけばいいと思っている。
それぞれみんな好きな人と好きなように生きればいい。
☆古い癖でついつい戦いモードに入るが・・・そんな時、待て待て待てと、力が抜けリラックスしている私は地の時代の自分に呼びかける。