いつの間にか自分は弱い人、治せない病気なのか自分はダメになっていくのか?と疑心暗鬼になっていた。
恐ろしいことだ。
病というのは人を暗くする。
病人に対して楽しんで暮らしてはいけないようなイメージがあった。
どこに居ても明るく暮らしていていいのに、なぜか自分を暗くしている。
体の次元上昇を目指しているのに、こんなに心が重くては上昇どころか下降していく。
また、スピリチュアルでは自分の現実は自分が作っているものだから、今、現実に起こっていることが嫌なら、それを見直して望む現実をクリエイトしたらいいと言われている。
私の場合、心持ちや意識はそうやって前向きにしてしてきたが、なんと体はまったく無視してきた。
私の場合、体だけは自分のものではないような感覚があった。
これに最近気づき驚いた。
体との間に信頼関係がない?
生まれた時から自分の体は当たり前にあった。
時には体に対して背が低いとか大きかった胸に文句さえ言っていた。
そして、私の体は当たり前に健康だと思っていた。
しかし、病に罹り、体は自分の思い通りにはいかないことを知った。
体からのいくつかのサインを私は見逃していた。
特にこの3年くらいはわずかにサインがあったのに、自分の暗澹とした人間関係に忙しくそれを無視していたのだ。
病発覚後、私は体との関係を変えざる終えなくなった。
自分の体と真摯に向き合うことになったのだ。
そして、心・精神・意識だけの次元上昇を目指すのではなく、私は自分の体と共に次元上昇していくように魂から求められていることがわかった。
人は体のケアは特に60歳過ぎたら必要である。
しかも、体との対峙は大切になる。
私はこの1年糖尿病の数値を下げるために薬に頼らずオリジナルの食事療法を行ってきた。
おかげで本日の健康診断の検査の結果目標の数値を達成していた。
今後、どうなっていくにしても、私は自分の体に責任を持ちケアを続けていくだろう。
♥ここからよくわかったこと
体の次元上昇にためには体との関係において「自分が体(病)についてどう思っているか?」が重要な鍵となるということだ。
人は何か都合の良くないことが起こるとすぐに落ち込み、いつまでもそのことにくよくよして悩み続ける。
事故や病やリストラなど体験したら平常心ではいられない。
重たい想いを背負ってしまう。
罪悪感を感じて自分を責める。
しかし、これをやっている限り、体は良くなってはいかない。
たくさんの心配をしてもそこに光は見いだせない。
♥目の手術
今、私はやっと目の手術を受ける覚悟ができた。
それは自分の恐怖と向き合ったからだ。
そこで見えてきたことは、私は手術のデメリットの方だけにフォーカスしていたということだ。
そうメリットもあるということに気持ちが向いていなかったために恐怖でいっぱいになっていた。
今より目がよく見えるようになるというのに・・・である。
♥私の体の次元上昇!
まず、自分を被害者と思い込むのをきっぱりやめた。
ああなったら…こうなったらどうしよう・・・と心配していたこともやめることにした。
何があっても常に明るくしていていいしお気楽でいい。
せめて、心が暗く重くなっている必要はないのだ。
しかもこの風の時代に。
ここから自分の体の現実を変えていこうと思う。
私は新しく元気な体をクリエイトしていくことに決めた。
これは、いろいろな人生のシーンでも同じように言えることだ。
リストラにあった、試験に失敗した、好きな人にふられた、喧嘩したなど、その後に人はどうしても落ち込みむものだ。
しかし、それを長く引きずらなくてもいいのだ。
人は何か嫌なことをされたらなかなか許せないものだが、かわいそうな自分をずーっと続けていくこともない。
~~~された~とばかリ気にしていないで、そこから一体自分は何を学んだかがわかればそこから立ち上れるものだ。
私の場合、思い切り落ち込み、思い切り心配してきたが、それはうんとやった方がいい。
中途半端にしない方がいい、その方がすっきりとあきらめ次に進めるからだ。
そして、自分が望む最高の状態を再クリエイトしたらいいのだ。
♥私と体の新しいあり方
自分の体の中に「私は居る」ということがはじまった。
それはとても居心地がいいものだ。
やっと自分のホームが見つかった気持ちだ。
今回、幼い頃からみなしごのような感覚を持ち、家庭の中で自分の居場所がないと思ってきたことにあらためて気づかされた。
今の私は、どこに行っても、この体の中にいることができるのだ。
どんなに知らないことに出あい戸惑ったとしても、とても怖い人が居たとしても、また、まったく知らない土地に行っても・・・私はこの体と共にいられる。
それは安全であるという感覚だ。
この感覚はとても新鮮なものだ。
私は体の中に居る、体と共にある・・・これが私と体の新しい関係である。
以上が、ミサエオリジナル体の次元上昇体験記である。