これは私が今まで自分軸を取り戻すために歩んできたストーリーである。
何回かに分けて書いてみたいと思っているが、その時その時、降りてきたメッセージを書いているので、また、いつになるかわからないが、気長に楽しんでいただければ幸いである。
さて、今、多くの人たちが、風の時代の到来と共に、自分軸を取り戻そうとしている。
自分とはどんな存在か?
自分のやりたいことは何か?
人は長い間、地の時代の奴隷マインドにより他人軸にどっぷりと浸かっていた。
そのことにより、私も含め自分軸を忘れてしまっている。
私は自分軸を取り戻すために自分を深堀し(また、ネガティブな集合意識につながりながら)取り組んできた。
この私の体験が、自分軸を取り戻している人の何かの役に立てればと思い書いてみることにした。
今までも私は折に触れ、このブログに自分軸について書いてきたが、人の話を聞いていて意外にも他人軸で生きている人が多いことに気づいた。
特に、中年以降の男性は権力社会の中でどっぷりと浸って生きてきたので、自分の本音を隠して見えなくしている人が少なくない。
時代の変化の成果、他人軸で生きてきた父親は家族との意思の疎通が難しくなっているようだ。
世間的に良い父親ほど自分が他人軸であることに気づいていない。
純粋な子どもほど他人軸の父親とのつながりが作りにくいために問題を起こすことが多々ある。
自分をごまかせない時代に入っきているために、関係が近い家族に問題が起こっていると言える。
表面的には平穏に見えても、実は家族内ではかなりドタバタしている状況ではないだろうか。
♥自分軸を取り戻すには、
まずは、自分の家族との関係を徹底的に見なおすことだ。
妻がうるさいとか、息子が言うことを聞かないとか、子どもが不登校とか、いろいろあるかもしれない。
しかし、それこそが自分に戻るとても良いサインとなる。
家族との問題にあえて突っ込んでいくといい。
この時気をつけたいのは、親は早く何とかしようとしないことだ。
なぜなら、家族の問題は本来親自身にあるからだ。
父親母親に限らず、無意識に本音本心から生きていない親は、長い間、他人軸を生きている。
よって、子どもより親自身が自分の想いや自分が感じていることがわかっていない。
親自身、オリジナルな自分のことがわからないのに、家族の問題を何とかしようとしてもなかなかうまくいかないだろう。
ここでは、子どもと言えど自分の常識に沿って説得しないことだ。
本音とは常識とは違う。
相手が何を言っているのかを聞きながらも、相手の心、本音を観ることだ。
子どもは何を言っているのか?というより、どう思っているのか?を観ることだ。
妻との関係を見直したい、やり直したいなら、妻がいろいろな不満を言っていても、、、彼女の心・本音は「私を大事にして~~~」と叫んでいるだけかもしれない。
不登校になった息子は、お父さんの期待ではなく常識でもない、本当の自分をただ受け入れてほしい、味方でいてほしいと言っているかもしれない。
表面的なことを観ないこどだ。
よって、家族間にトラブルが起こっている場合は、あえて相手の心の中に入っていくことだ。
そこに、メスを入れるのだ。
それは、つまり自分の心にメスを入れることになる。
こういう勇気は女性に比べ男性は難しいように見える。
特に、社会的な地位がある父親とか、立派なお父さんを演じている父親はその傾向がある。
周りの人たちに立派で良い人を演じている父親・母親・娘・息子は要注意である。
職場において立派な上司や従順な部下、感じの良い上司や部下を演じている人も同じだ。
彼らは自分軸より他人軸になっている。
よって、もし自分軸を取り戻したいなら、自分が長く世間の常識に沿って生き。他人軸であることを自覚することは重要である。
私自身も、その立派な人や良い人を演じていたことに気づき、このイメージを徹底的に壊してきた。
今、この構図がよくわかる。
自分を取り戻すには自分の張りぼてのイメージを徹底的に崩してしまうことだ。
自分に張りついた仮面を外すことでもある。
また、ここで大事なことは、自分軸とは決してわがままとか、エゴではない。
この違いは、他人軸を生きてきたあなただからこそ、、、いいのだ。
他人軸がわかっているから自分軸へと進むことができる。
よって、わがままやエゴではないので問題はないと思っている、
反対に、はじめからわがまま放題で自分軸だけを生きてきた人はどうなのだろうか。
こういう人は思いやりに欠け、結局、古い上下意識の世界に住む人であると思っている。
他人軸が悪いことでも何でもない。
みな自分の好きな世界に住めばいいのだ。
とにかく、自分の家族とやり直すためには正直なコミニケーションは大事になる。
しかし、家族間で本音を語ればケンカになり修羅場になる可能性がある。
古い家族の関係は決裂していくかもしれない。
他人軸を演じることで、なんとか家族のバランスが保たれていたが、本音を語り合えば、今までの家族の関係は崩れていく。
それでもいいと思う。
結局、家族は家族なので最後は良い関係に収まっていく。
家族というのはありがたいもので、人が成長していくためにあるものだと思っている。
家族間の修復はいつでも可能だ。
たとえ、それぞれの生き方が違っても、自分の本音を話すことの方がよほど心は健全だ。
私は自分の身内(親・兄弟・娘など)のひとりと時間をかけてやり直してきた。
うまく行ったかどうかはわからないが、精いっぱいぶつかってきたのでまったく悔いがない。
身内への執着がなくなった分、つながりは薄くなったが、心はとても軽い。
これで心置きなく離れることができる。
家族からの自立だ。
時間がかかってもいいから、家族との正直な関係は次元上昇するためにはとても価値あることだ。
あなたの人生の課題をクリアするほどのものだ。
私は家族に正直でぶつかることで嫌われたり切れられたりしたが、今は本音の自分でいることができる。
風のような気楽な人生となるのだ。
自分とは、世界て一番の理解者で、かけがえのない親友である。
さあ、あなたも自分を味方にして、自分軸を取り戻し、あなたが本当に住みたい世界、パラレルワールドを風のように乗りこなしていこう!