最後に自分を根こそぎ赦す

私の体は万全ではない。

だからこそ、今に私がやることがわかる。

 

それは「過去の私をすべて赦しきること」だ。 

 

今までの過去のすべて、3次元世界での罪悪感を手放すこと。

私は完全でなくていい。

うまくできなくても、病になってもいいのだ。

私、そして、みんなも悪くなかった。

 

この境地になるのにかなり時間がかかった。

私なりに時間をかけて観察してきたが、5次元世界の扉が開き移行していく今、実家に戻ったことで、いっきに過去がリアルに蘇り、いろいろな先祖の想いが私にやってくる。

10月に来て以来、ここを徹底的に味わってきた。

 泣いたりわめいたり怒ったりしている。

その間に不思議なことがいろいろと起こった。

 

 

♥ある象徴的な出来事

今、私が寝泊りしている部屋は、もともと亡くなった祖父母の寝室であった。

以前にも彼らの気配を感じることがあったが、当時は彼らが嫌いだったので、そのエネルギーを無視していた。

しかし、今回は私が先祖との和合の準備ができていたこともあり、寝ていると彼らは次々に想いを伝えてきた。

 

そのせいで私は動揺し我慢できず、この想いを母に吐き出した。

母には申し訳ないが、これは家族のことだからしかたのないことだと割り切ってもらっている。

母自身もなぜこんなに彼らからいじめられたかを客観的に観ることになるので、結果良いことになっている。

 

♥ある日のこと

人口減少により過疎になっている一戸建てばかりの周りには店がほとんどない。

よって、買い物にはバスに乗って、巨大スーパーに行くしかない。

私は1時間に一本(予定時間を15分は遅れる)のバスに乗り、そのスーパーに買い出しに行きはじめた。

そこにこじゃれたカフェがあった、コーヒー好きの私はこのカフェは美味しいと直感して入ってみた。

 

なんとメニューを見ると、この店の由来が書いてあった。

なになに、このカフェの前身は今私の母が住む近くにあったと書いてあった。

ふーんそうなんだ母の近くにあったカフェが移転して、ここにカフェをオープンしたんだ。

しかも、後からそのことを母に伝えると、祖父が毎日のようにそのカフェに通っていたと、そして、自分用のカップ&ソーサーまであったと言う。

 

このこじゃれたカフェが、母の住む近くにあり、祖父が毎日のように通い、しかも彼用のカップ&ソーサーがあったなんて、、、

私はそれを聞いて何かの縁を感じた。

この店に入ったことは祖父に導かれたのかな?

 

その後、そのカフェに3回目に行った時、棚に並んでいた高価なアンティーク風なカップ&ソーサーで、コーヒーを出してくれた。

まあ、きれいね、、、とスタッフの方と話したら、若い彼はにこにこ笑って、実はこれは前進のカフェで使っていたものだと言う。

なんと彼の母と祖母が開いていたカフェで使っていた大事なものだ言う。

そして、驚いたのは、前の店に通ってくださっていたお客さんがこの店に来て、その頃をなつかしく想い、あのカップ&ソーサーで入れてほしいと言われるんだと。。。

それを聞いて、ひょっとして私に出されたこのカップ&ソーサーで祖父も飲んでいたかもしれないと思った。

 

今回、このカップ&ソーサーで出されなかったなら、私はこれを知ることはなかった。

なんだか大嫌いだった祖父のことが少し理解できた瞬間だった。

そうか祖父もコーヒーが好きだったんだ。

そして、私は祖父が30年くらい前に同じコーヒーカップで飲んでいたのかも・・・とまったく血が繋がっていない祖父への冷血な想いが温かいものに変わった。

それは、身内のような感覚だ。

 

以上、こうして、私は一つ一つ先祖と和合している。

 

 

この作業が終わると、私は先祖に何のわだかまりもなくなるだろう。

母への仕返しの執着もどんどんとけてきている。

たとえ、私が激しく怒っ足り泣いても、また、反対に怒らなくても、母は変わらないし、それをすぐ忘れて話してくる。

もう怒ってもしかたないのだ。

 

 

こうして、どんどん私は素のままの私に戻っていくようだ。

何も気にしない自分になる。

生まれ変わるんだ。

それには、がんばらない私、不完全な私、わがままな私、そういう自分を赦すこと。

超厳しくあった自分を溶かしていこう。

ミサエちゃんお疲れ様~~~