細胞奥深くにこびりついていた、両親の苦悩

♥細胞の中深くにあった私の恐怖(呪いの言葉)

2021年から今年特に夏至後から以降、この秋分の今まで体の中心に重たいエネルギーがあるのがわかってきた。

それがどんどん重しの石のように重くなり私を恐怖に陥れていった。

 

始めはあまり気にしないでいたが、あまりの恐怖に一体これはなんだろう?と思うようになった。

 

それはおそらくある状況から起こっていたことはわかっていたが、

それが一体私の過去の・・・誰が何が引き起こしていたのか?がさっぱりわからなかった。

 

ところが、この原因が秋分の日にやっと突きとめることができた。

 

それは父親のどうしても乗り越えられなかった無念の想いだった。

それが私の体の細胞の中に巣食っていたが、やっと浮かび上がってきたのだ。

 

 

♥父親の慟哭と我慢のエネルギー

この恐怖は父親のものだった。

父は養子であり親(祖父)に愛されないで育ったことに不満だった。

また、祖父とやっていた鋳造業の仕事が好きなれず、結果、2回も倒産し、経営者としてがダメだと祖父に責められた。

 

彼は人生の中で2度この実家から出ようとした。

1回目は戦争中、高校生だった彼は通信を志し志願した。

しかし、広島長崎に原爆が落とされ戦争が終わり名古屋の実家へと戻った。

2回目は娘の私があまりにも義理祖母にいじめられ妻(母親)も大変ということで実家を出ようとした。

しかし、体裁を保ちたい妻(母親)は猛烈な反対した。

結果、この実家を出ることはなかった。

 

父親は幼い頃から養子にした祖父から「お前をもらってやったから恩を忘れるな!」とずーっと脅され、実家から出られなかった。


この想いが敏感な私に伝染し・・・私の体に刻まれたのだ。

それは、祖父の呪いの言葉「おまえは自由になるためにここから飛び出してはいけない。ここにいろ」だった。

そうか!やっと私がここから出ることが怖い原因がここにあったとわかった。


★純粋な子どもは親の心(プラスもマイナスも)を受けて育つ。

敏感な子どもほど親の気づかない想いを感じ取る。

これが私の先祖の負の遺産だ。

 

父親はものすごく自由になりたかったのだ。

実家の制限から出たかったんだ。

これが私の先祖(亡き父親)のやり残しの宿題だった。

父親の気持ちが理解でき、私の体は軽くなってきている。

 


♥母親の我慢と恨みのエネルギー

この父親の話を母親にすると納得してくれる。

しかし、どうしても・・・母親の義理祖父母への恨みのエネルギーも感じるのだ。

彼女はこの恨みをずーっと我慢して抑えてきている。

その怒りは皮肉にも長男の嫁にも向けられている。

長男の嫁はまったく我慢しない。

あることがきっかけとなり、母親を無視し言葉をかけても返事を返さなくなり寄り付かなくなったた。

嫁も怒っている。

母親は長男に悪いからと我慢している。


この我慢するエネルギーは母親の実の祖母も同じだ。

祖母は長男のために嫁に我慢し、結果、孤独になり自死してしまった。

おまけに、この祖母は糖尿病だった。

それが孫の私の体にも影響を与えていたのだ。

そうなのだ、この問題は私の中に巣食っていた。

まったく関係ないと思っていたが、これも先祖(体)のカルマである。

 

★地の時代の女たちは我慢することが美徳だった。

しかし、私はこの我慢することの愚かさを学んできている。

父親が家を出ようとした時、母親が引き留めないで子どもたちと一緒に出ていたら???

私はどんなにしあわせだったことか!と思う。

 

♥体の次元上昇とは 

父親も母親も、嫌なのに我慢し飛び出せず、新しい人生を歩むことを、あきらめてしまった。 

人生を改革できず、変われなかったのだ。

これが両親の「がまんしてあきらめる」という先祖の負の遺産であり、私の先祖の宿題でもある。



☆私は10月にここを飛び出す。

今までの人生をリセットし、母親のところに行き生まれなおし、新しく旅立つつもりでいる。

私の場合の体の次元上昇とは・・・先祖の宿題を終わらせることだったのだ!