私は仮面をかぶってもすぐにはがれてしまうタイプである。
途中で仮面が取れてしまうので、かえって余計に嫌われる。
はじめから、仮面なんてつけない方がよかったと思うが、気づくのが遅く、違和感のある人(やグループ)に近づいてしまう。
この原因は私の育ちに関係している。
♥なぜ、違和感のある人(やグループ)に近づいてしまうのか?
それは私が周りに違和感のある人たち(家族)に囲まれて育ったからだ。
よって、違和感のある人と一緒にいることが私には普通のことだ。
これを分析していくと、
私にとってその違和感のある相手は二通りある。
ひとつは、ボス的な義祖母タイプと
もう一つは、意地悪なボスの手下になり、かわいそうで被害者的な母親タイプである。
この二タイプが誰より嫌いなのについ近づいてしまう。
よって、強い女ボスが率いるグループの中につい入ってしまう。
違和感を感じていても、この強いボス的な女性にひかれるのだ。
しかし、この中に居続けると周りと自分の違和感が強くなっていく。
当然周りとうまく行かなくなり、結局、そこから出る羽目になる。
このパターンは生まれた家族の中で作られたものだ。
また、母親が私の境界を尊重できず、母娘の共依存になり、長い間、人との距離感がうまく取れず不安定であった。
近すぎ過ぎて、相手を傷ついたり傷つけたりして、結局、人から離れてしまうということを繰り返してきた。
私は生まれて以来、親のため、兄弟のだめ、(元)夫のため、子どものだめ、そして、クライアントのために生きることが自分の役目だと思い込んで、自分のケアを後回しにしてきた。
そのことで昨年末に病になり、否が応でも私は自分に集中して自分を生き始めることになった。
自分を受容し、自分を誰よりも大切にして、自分を誰よりも尊重する。
そして、自分の本音を語り自分とは何かを表現する。
今の私は自分を愛おしく想い、共にいる親友のような感覚である。
どんなにできなくでもダメでもいいのだ。
私がここにいる。
いろいろなことが重なり、私の人生67年間の中で、初めて年末年始一人で過ごすことになった。
年末年始は今までいつも誰かと一緒だった。
今年の年末年始は、自分と居ることにして、ひとりで過ごすことに決めた。
昨日、12月29日はカラオケひとり歌いおさめをして、
本日は、12月30日はひとりスパ(温泉)で体とオーラに溜まった一年の汚れを洗い流し清めた。
明日は、31日何をしようかな?という感じである。
長い人生の中でこんなに自分に専念できていることは、過去生も含めてなかったかもしれない。
ひとりって・・・寂しいと思うかもしれないが、 結局、何をどうしもて自分は自分でしかない。
他人のことは他人のことだから、どんなに愛しても依存しても、自分とはまったく関係がない。
これが当たり前のことだだったと、、共依存であった私は今さらながらそう思っている。
人との距離というのは、私だけでなく人間の中にある重要なテーマだ。
同じ民族である日本人は「みな同じ」であることを無意識に求める。
つまり、同じ家族、同じ会社、同じグループなど、同じであることを強調しているように感じる。
違うことはなかなか許されない。
強い帰属意識があり、どこかのグループに属していないと安心できない人がいる。
また、一匹狼的な人も本当は寂しがっているかもしれない。
人は寂しかりやだ。
私も導きの存在がなければ1人では生きられないだろう。
★人との距離を知る
まずは、しっかりと自分と繋がること、そのためには自分に集中して自分と共にある感覚を知る。
自分を愛おしく思う。
そこからでないと、自分と他人の距離感は永遠にわからないだろう。
もし、あなたの領域がおかされていたなら・・・。