仏像のようなどっしりした自分になるために

私は直感的に何か動くように感じると、すぐに動きたくなる。

行きたいと思えば、あまり考えずに動く。

今はそんな元気なパワーはないが、本来の私は活動的なタイプである。

 

また、反対に嫌だなと感じると、すぐにそこから離れたくなる。

住まいや土地や人に、何かとても居心地が悪いものを感じた時はそこに長くは留まれない。

 

これは感覚的なものであり、本能的なものだ。

 

そのように少しでもじっとできない私でも、今はあまり動けない状態になっている。

食べ物を変えたことで外食ができなくなっている。

また、旅に行くのも、常に食べるものを心配しないといけなくなった。

とにかく、以前に比べると不便である。

なんでこんな苦しいことを自分に課しているのだろうかと嫌になる。

 

昨年まではどこにもでも行けて何でも食べていたのに。。。

がっくりしながらも、反面は、もはや周りの宣伝に流されることなく、自分の食べるものをコントロールしている自分を誇らしく思っている。

 

しかしながら、なぜこんな体になったのだろうか???と自問自答してきて、最近、やっとわかってきたことがある。

それは、私が自分の体と新しい繋がりを持ち始めているということだ。

これは魂が望む道である。

人は60歳を過ぎてくると遺伝的に弱いところが問題になってくる。

それは先祖のカルマが影響しているといえる。

精神的なものだけではなく、このように体のコンディションにも影響てくる。

ガン科系や、呼吸器系、私の遺伝の糖尿病など。

カルマの解消は自分だけのカルマではなく家系のカルマもある。

人類のカルマ、日本のカルマもあるかもしれない。(人はみな潜在意識は繋がっているから) 

 

私は先祖の遺伝的な病になり、自分の体を通して、先祖の古いあり方を見直をしている。

つまり、これは先祖のカルマの解消である。

このカルマを一言で言えば、私の先祖の古いあり方の中に、周りとうまくやるために本心を隠し、表面を取り繕ってきたエネルギーが強くあるということだ。

これは地の時代、人類の中にもあるものだ。

また、違う言い方をすれば、私は新しい地球(5次元)に貢献するために、この古いあり方をやめるように自分の体を調整している。

さらに、この新しい地球にしっかりと根を張るためにグランディングをしているとも言える。

 

今までの私はこの3次元の体に入っていることができず、浮遊霊のようにすぐに外に出ていたようなところがあった。

つまり、私は浮いている人であった。

周囲の反応が面倒で、できるだけ浮いて見えないように、普通にしよう目立たないようにしようとしてきたが、それは難しいことだった。

今思うと何と無駄で無益なことをしていたのかと情けなく思うが、男尊女卑がまだ残っている当時は自由で気ままな言動は許されなかったためにし方のないことだった。

まあ、この体験は宇宙由来の魂の私には必須だったのだ。

それにしても、周りの大人に嘘も方便だと得意げに言われても、私にはそれができなかった。

よって、自分の本音本心を抑えながら、自分の本音から離れて浮いているしかなかったのかもしれない。

 

時は流れ、女性でもどんどん自由に発言していける時代になり、

さらに、自分軸で生きる風に時代に入った。

 

今の私は気楽に動けないが、そのことにより自分の体と向き合っている。

体からすぐに出て浮いていた私は自分の体にフォーカスして生きているのだ。

 

それはまるで、私の魂が「ミサエよ、今こそ仏像のようにデーンとここに座っていなさい」と言っているかのように、しっかりと大地に根ざすように・・・私の人生の流れがここにあったんだとやっとわかった.