昨年まで自分の食べ物や食べ方について、今のように深くつき合ったことはなかった。
30年以上も前からベジタリアン、マクロビオティック、無添加物や無農薬のものをなるべく口にしてきた。
健康オタクと言っていい。
それなのに、、、昨年(母方の遺伝による)糖尿病と突然診断された。
何も特別に体に悪いことはしていないし暴飲暴食もしていない。
太ってもいないし健康のつもりで生きてきていたので私は心の底から驚愕した。
今までほとんど熱も出したことがないほど元気で家族も驚いた。
昨年暮れまでに古いクライアントの仕事を終えほっとし、その象徴である母との関係もほとんど終わった。
その矢先、ちょうど風の時代に入った12月22日に医者からのこの診断を受けたのだ。
あまりにもドラマチックだ。
そこからの私は徹底的に自分の体と向き合った。
賛否両論あると思うが・・・糖質をかなり制限している。
さらに主食を取らないことにした。
米も麺類もパンもラーメンも大好きなそばもすべてストップした。
もちろん、菓子類も一切やめた。
もう一年くらいになるが今でも食べていない。
その代わり毎日鶏の胸肉とささみ(おおよそベジタリアンだった私は肉はここまでが限界)か魚全般を取るようにしている。
後は、タンパク質の豆類、野菜、海藻類をもりもりと食べている。
必要なサプリも少々取っている。
実験的にやってみるのであるがとても順調である。
減ってしまった体重も今では標準体重内になった
ありがたいことに体が栄養を吸収してきている。
時々、イライラから習慣から甘いものがほしいと思うこともあるが、どうしてもということはない。
カフェの隣の席の焼けた香ばしいワッフルの匂いだけで満足している。
ケーキの陳列はきれいな色のついた陳列物のように感じている。
自分でも不思議なくらい求めていない。
自分は本当にケーキが好きだったのだろうか?思うくらいだ。
こうなってみると、私たちはマスコミ(テレビのCMなど)から食べものについて、かなりのマインドコントロールを受けているように見えてくる。
何か甘いものを食べたら、幸せになれるという幻想が植え付けられているとしたら、どうだろうか。
もちろん、それを心から楽しむ人はそれでいい。
しかし、かつての私のように何か嫌なことからは逃げたいと思い甘いものやスナック類を食べて一時の苦しみを避けるような食べ方は罪悪感を作る。
それに、ついつい嫌なことを忘れたいからと食べ過ぎてしまう。
お酒も同じである。
忘れたいからと飲みすぎて、そこにある問題が後回しになりその問題だけが膨らんでいく。
イライラする=甘いものやお酒を取る人は無意識に楽になるための行為となっている。
甘いお菓子はお酒は辛いことや面倒なことから一瞬にして手っ取り早く逃げられる方法だからだ。
さて、昨年末から食べ物に逃げられない私はジタバタしながら、結局、自分と向き合うことになった。
病という体の状況からどうしても自分の食べ方をコンロールする必要があった。
そのことで、自分にふさわしい食べ方を始めることになった。
おかげさまで、生まれてから66年間の体と、この一年の体の状況はまったく違うものになっている。
自分の命は自分の責任であり後悔はしたくはない。
今後、どういうふうになっていくにも食事を元に戻すことはないように思う。
これこそ、私の5次元の体だと思っている。
こうして、病になったことで、いろいろな習慣が変わってきた。
食べ物の制限もあるために遠くには行けない、カフェに行くくらいで外食はしない。
行動範囲も限られていることでより自分に集中している。
おまけに白内障にもなっているので、周りを観るより自分を観るようになっている。
まるでそういう風に自分に目が向くように仕向けているドラマのようだ。
自分と居て自分の機嫌を取っている。
心配したり先行きばかりを不安に思ったりしていたが、それももう必要ない。
死ぬ時は死ぬからだ。(急死した弟のように)
私の男性性と統合したことで、より本音の本音の本音の自分を生きたくなっている。
このあり方こそ5次元的なパワフルさである。
こうなってつくづく思うのは、自分のカルマだけでなく、先祖のカルマをこうして解消している。
この家系に入ったことはそういうことなのだ。
自分の役目なのだ。
それがまわりまわって、自分の進化につながっていく。
もちろん、先祖も喜んでいることだろう。
先祖からの応援もさらに大きくなっていくと期待している。
最近、予感しているのは、
私はこれから霊的世界の探究はさておき、今までとは反対にもっとこの世の物質的なものを楽しんでいくことになるだろうと。
このように新しい地球(5次元世界)に住む私の新しいボディーはできあがりつつある。
★ちなみに、私は肉も魚もやめることはまったく難しくない。果物だけになっても食べなくてもかまわない。ただ私の場合は、今は意識と体がそこまでになっていない。今だからこそ、体にしっかりと入りグランディングしていくことだと思っている。