ある朝方、リアルな怖い夢を見た。
怖くて目が覚めた。
それは、逃げて逃げても執拗に追いかけてくるや~さん風の男性がどこに隠れても私たち探し出し追いかけてくる。
死にそうなくらい怖い。
私は若い女性と逃げている。
目が覚めてもはっきりとした恐怖が残っている。
さあ、ここからだ。
朝方の夢は私には大切なメッセージである。
リアルに感じる怖い夢でも、目が覚めてから冷静にその夢を見直していくと落ち着いてくるものだ。
嫌な夢は強いメッセージ性が強く、今の私にとても役に立つ。
よって、嫌でもこの夢を分析してみる。
つまり、私はこうやっていつも逃げているということだ。
なにかから?
彼とは・・・権力の象徴である。
私は権力や権威や暴君暴力が苦手で、そこから逃げたいのだ。
逃げている方が安全なのだ。
この男に歯向かったら危ないと感じている。
この男とは、私がイメージしている外の世界の権威の象徴なのである。
彼は私を追い込んで抑え込もうとしてくる。
夢の中で私はやられそうになるから逃げて隠れる、しかし、見つかってしまう、また逃げて隠れる。・・・という繰り返しをやっていた。
そうなのだ、これがここ数年、いいえ、生まれてから長く続いていた行動パターンなのだ。
今の私はこんなに冷静に自分を見ることができるまでになったと思った。
そうだ、もうこの負の行動パターンから出る時が来ているのだ。
さて、ここから抜けるために私はどうしたらいいのだろうか?
と自問自答する。
そうだ、勇気を振り絞って、この男から逃げないで対面してみよう。
しかしながら、彼は権力という、怖くて手ごわい存在だ。
彼は何がほしいのだろうか?
私を動かなくさせて抑えたい。
私は彼のどこか怖いのだろうか?
なぐられるかも、殺されるかもしれないと思っている。
しかし、どうせ夢だ、殺されてもいいと思ったらどうなるのか?
殺せ~と居直ってみようか。
暴力を受けもいいからノーと言ってみようか。
と考えていると、それができそうな気がしてきた。
ここまで考えていると、私はその夢が怖くなくなった。
そんなことを思いながら、ひょっとしたら・・・その強面の彼は私を襲うためでなく、私を守ってくれていたのかもしれないと思い始めた。
そうなのだ、彼を怖いと思って逃げていたが、
私が権力から私を守っていただけなのかもしれないという気持ちになった。
私のクリエイトしている夢だから、自分が一番よくわかる。
私は、、、もう隠れないで、外の世界に出る時が来たのだと深いところで納得した。
準備が整ったんだと確認したのだ。
私のハイヤーセルフは夢でそれを教えてくれたのだ。
♥このように夢には自分の心に気づくための重要なエメッセージがある。
夢を今まであまり気にしていなかった人は夢を深く解釈して人生に活用してみてはいかがでしょうか?
★また、この頃、私は人の集合意識にアクセスしている自分に気づき始めている。
そのために、人々の中にあるこのような恐怖もまた一緒に感じているような感覚がある。
私が観ている夢でさえも。
自分の苦しみや悲しみ、あるいは、喜びは、他の人も同じようなものを感じているとわかるようになってきた。
それは自分であって、また、みんなもそうなんだという共通感覚である。
これは今までにないふしぎな感覚である。
自分が広がっているような感覚である。