お金もうけ優先で作られているものばかりだった

もちろん、これは当たり前のことだ。

売られているものにはお金がかかっている。

 

しかし、私は病になったことで67年間続いていた食べるものを変えた。

そのことで、このことにあらためて考えさせられたのだ。

 

それは、ただ売るためだけ、見せかけだけで栄養がなく舌が美味しいとごまかてしまう添加物がたっぷりと入った商品が多く売られているということだ。

何も入っていない安全・安心できる商品は多くはない、と言うより、(自然食店店以外)ほとんどの店には売っていない。

 

自然なものはコストがかるし、舌に刺激がないために美味しく感じないてあまり売れないのだろう。

 

店の商品はほとんどがお金もうけ優先のために作られ売られているんだなあと、なんでも食べられなくなった私は客観的な視点からそう思う。

 

以前からそんなことはわかっていたが、、、

まあいいか、お店でたくさん売られているし、しかたないかというあきらめの気持ちがあった。

見た目も美味しそうだし・・・。

 

しかし、病にかかり食べ物を見直し、これは本当は深刻なことではないかと思うようになった。

 

栄養があると言わんばかりに宣伝している商品があるが、そこに、大金をかけて大げさな宣伝をして良く見せて買わせる。

本当に体に良いのだろうか?

新商品と言ってもその後のことは誰にもわからない。

また、子どもが思わず買いたくなるように宣伝のうたい文句がうまく練り上げられ、どんな子どももそれに抵抗できないで買いたくなるように仕向けている売っている商品もある。

 

もちろん、庶民のことを考えてもうけより体に良い商品を作っている会社もあるのかもしれないが、そういう会社は多くはない。

 

まあ、いいか、、、という態度は人なら誰にでもある。

お金儲けから作られていて、体にまったく栄養のない商品を食べ続ける。 

もちろん、添加物てんこ盛りでも、強い身体の人は平気かもしれないが、高齢になるとそうはいかなくってくる。

 

 

ファッションも同じで、

とにかく、会社の売り上げを優先させ安い服で売れる服が多く売られている。

安い商品は、庶民にとって生きるためには当たり前のことだ。

売り手は安く作ってとにかく売り上げる。

私もそうであるが、チャイルドレイバーの存在を知ってもいても知らなくても、それをあまり気にせずデザインや素材も値段の割には安い商品をお得と思って買っている。

安いものを買うことは賃金が何年も上がっていない今の日本ではしかたのないことだが、この構造自体がおかしいとは思わない。

さらに、ファッションも今年はこれが流行のデザイン、色までも決められていて全世界で強制的に誘導されてきた。

このようにお金もうけのために世界は回っている。

 

このような世の中の流れがある限り、人は競争をしあい勝ち取ろうとする。

当然、これが人の弱肉強食のあり方となる。 

平和を願いながら社会の構造が何も変わっていない。

 

まあいいか、しかたないかという態度でいる私。

それがこの世の常であるとしら、これをしっかりと意識していることはとても大事なことだ。

このおかしな流れに飲み込まれながらも、宣伝につられている自分に気づいていることだ。

 

より安く!より早く!より便利に!の宣伝文句にひかれながら、

より美しく、よりクリーンに、よりいい人に、より健康に、より賢くという言葉にあおられながらも、

まずは、そもそも私は・・・

何がほしいのか?どんなものを身に着けたいのか?

ということから始めたいと思う。