恐怖の外向きからやっと自分に戻れて

長い間、私の意識は外向きになっていた。

人がどう思うかを気にして、自分の言動を調整してきた。

しかし、それを気にしても、結局、なかなかうまく立ち回れなかった。

確かに食べ物と寝るところは親から与えられたが、精神的には危機感を感じてずーっと孤独だった。

幼い頃から家族も住まいもあったのに、どこにも、自分の心身が休まる場がないように感じていた。

 

今は自分が宇宙由来の魂であり、ライトワーカーであるとわかっているが、

こういう人は、大なり小なり周りの大人に生意気に見えたり、猛烈に嫉妬されたり、迎合しないためにいじめられやすかったり、独特のあり方が理解されないために、精神的な苦労と苦痛を味わうことになる。

それゆえに孤独と緊張を感じて大人になっていく。

 

私は常に心身が緊張していた。

いつどこかからか(人の)矢が飛んでくるのかわからないからだ。

 

しかし、30代に入りスピリチュアルな世界にどっぷりと浸かり瞑想も始めたことで、緊張していた心身をいくぶんか緩められるようになった。

それでも、なお私を批判してくる人に警戒をしていた。

むしろ、こういう人のことが気になり、返って、近づいてしまっていた。

飛んで火にいる夏の虫のごとく、、、当然、ここぞとばかりからかわれ馬鹿にされて、ぼこぼこにされるのだ。

 

さて、このブログでも書いているように、昨年末病になり私は内側へと意識を向けざる得なくなった。

強制的にだ。

病について自分を責めたが、自分と向き合っているうちに、それがとても大切なことを教えてくれたことに気づいた。 

 

ここ数年、今まで自分が決めていた、いい悪いのルールが崩れはじめ、物や人の好き嫌いの好みも不確かになった。

次はこれだ!と思い即決できたことも。何も決められない状態になっていた。

 

私は何かも自分で決めることができ、はっきりとしている方だと思ってきた。

それができなくなったとは、とてもふしぎなことだった。

私は60年以上使ってきた人生の羅針盤が何の役にも立たなくなった。

 

これが、地の時代から風の時代に生きるために、必要な意識の方向転換であり、魂からの強制終了であったと今はわかっている。

 

病になったことで、66年間食べてきたものを完全に変え、ボイストレーニングや瞑想呼吸など習い、体の改造を余儀なくされたことで、体は新しく再生・復活してきている。

それと同時に今まで抑え込んできた私の本音が内側から湧き上がってきた。

 

その証拠に、このように今、本音をこのブログで発信している。 

 

そのことで、外の世界の人やことがらにとらわれなくなり、人にどう思われてもいいと思えるようになった。 

どんな人でもその人はそれでいいと放っておかれるようになったのだ。

 

人は外に目が向いている間は、あの人はこうだとかあ~だとか思ったり、人の言うことが気になる。

身内の意見や周りの批判が気になったりする。

それは自然なことだ。

 

また、自分の意識を変換をすることは容易ではないと思っている。

人は今までの人生を根底から揺るがされることがない限り、なかなか意識の変換は難しい。

 

もともと内向きな人、人が気にならない人はどうなんだろう。

ひとりっ子や、兄弟姉妹が居てもひとりっ子のように育った人は、それが難しくはないかもしれない。

ただし、そういう人は逆に周りの人の心のひだをくみ取ることが苦手になるだろう。

 

心が内向きになると自分のエネルギーを表現したくなる。

風の時代に入り、このように自分を自由に表現し始めていく人はどんどん増えていくだろう。

世界はオリジナルな人がもてはやされていくだろう。

 

そんな中で、みんな一緒に同じように、という日本人のあり方はどう変化していくのだろうか?

興味のあるところだ。

 

ところで、私は男性の太い声に魅力を感じる。

映画モーリタリアンのジョディーフォスターの太い声も素敵だ。

日本ではまだまだ女性は優しくかぼそい声や高めの声がいいと思われているが、

 

私は太い声の女性になりたいと・・・この頃強く思っている・・・。