男性が放つエネルギーの中で、とても気に入っているエネルギーのタイプがある。
その男性は、温かくて柔軟で人が好き、そして、なんといっても仕事に熱い情熱を持っている。
こういう男性はどこかの会社に勤めても、やがて、必ず独立していくだろう。
仕事への一途な想いがそうさせるのだ。
10年近く通っているカフェで、働く人達を客観的に見ていて、そのことがよくわかる。
そういうスタッフはみな独立していった。
また、同じ仕事に情熱を持っているスタッフでも、
人(客)にオープンな人とと、そうでない、どちらかというと人(客)に好き嫌いがあり、心を閉じ気味な人とは、格段に生きるパワーが違う。
客に好かれることは、営業していく上で、超重要な要素である。
客との間で嫌なことが起こっても、にっこり笑って、余裕で受け入れる心の広さが大切になる。
心の余裕というものである。
それは、その人の育ちにというものにつながっている。
育った家に、お金があるとかないとか関係なく、愛があったかどうかで人を好きになるかどうかが決まる。
あなたの家族の中で誰かひとりでも、あなたを大事にしてくれたかどうかが重要だ。
このように大事にされた子どもが大人になると、他人を自然と好きになる。
反対に、育つ過程で自分を愛してくれた人が誰もいないと、
人は心がねじれたり、ふてくされたりして、他の人を受け入れることが難しくなる。
とにかく、仕事において「人が好き」ということは、とても重要な要素だ。
人が好きな人は柔軟なのでどんな人とも無理をしないで自然に会話ができる。
さらに、仕事に情熱がある人は、野心もあるから、雇われで終わることはなく、会社や店を持ちたいと願うようになる。
こういう人は人に好かれ人に助けられることが多く、ことが順調に運ぶので夢が実現しやすい。
しかしながら、こういう温かく情熱のある男性は多くはいない。
また、私の見たところ、外見が良い男にこういうタイプはいないように思う。
外見が良いことに満足して自分に磨きをかけないからだ。
まあ、外見が良いことで女性にもて得することは多いかもしれない。
女性には、外見が良くてもすぐに飽きるから、、、まずは心が温かく仕事に情熱を持っている男性を選んでほしいなあと思う。
難しいことだと思うが。
さて、実際大半の人の人生はスムーズではない。
それは悪いことではない。
人生がうまくいかないからこそ、、、人は人生をうまくいかせようと工夫してがんばろうとする。
それがいいのだ。
しかし、あなたの心がひねくれたままだったり、いじけたままだったりしていては仕事はスムーズにいかずなかなか成功していかない。
何も変わらない。
もし、あなたが人が苦手なら、まずは、自分と向き合い自分を受け入れるようにしていくことだ。
これしか、他に方法はない。
あなたは、幼い頃、家族の誰かひとりでもいいからあなたを大事にしてくれた人はいたか?
育つ過程で誰かひとりでもあなたを応援してくれたか?
あなたの人生はどこがまずいのか?
人が苦手、人が嫌いな人は、自分の中に秘めている怒りや憎しみがある。
これを認めることは、なかなか難しいことである。
成人した時、私は自分を大嫌いになっていた。
しかし、この心の奥底には両親への憎しみがあったのを知った。
人が苦手、人が嫌いな人は人生を送るのに苦労をする。
しかし、人というのは根っこでは人を愛したい存在だ。
人を好きになりたいと願っているものだ。
私は徹底的に自分の憎しみや怒りと向き合ってきた
今では自分を大好きになった。
また、人との心地よい距離を学ぶことができた。
だから、あなたが誰にも愛されなくても、今ひねくれてふてくされていてもいいのだ。
人は、いつからでも、どんな不幸からでも、人生を学ぶことができる。
誰でも人生を好転させることができると・・・私は実感している。