夢から問われた・・・古い男とのあり方

古い男性とのあり方を一言で言えば「情け」という関係だ。

 

男性と関係、それはまず父親である。

 

私が好きだと思い込んできた間違った恋愛のイメージは・・・

どこか物悲しく暗めでせつないものだ。

 

昭和という時代的にも、そんな恋愛のイメージの情報が多かったように思う。

♪~涙こらえて編んでます~

♪~窓に西日が当たる部屋はいつもあなたの~

・・・決して明るくない。

 

私の夢は、時々この古い男性とのせつなく悲しげで懐かしいイメージを見せてくる。

目は覚めると、私は毎回はてな?となる。

この夢について、今まであまり気にかけていなかったが、今、依存から自立のために、男性性と女性性の統合を促されているので無視できない。

 

この夢と向き合ってみると、それはどこかなつかしいけれど悲しい。

その悲しさ暗さは、父親のものであり、過去の男性との関係を表している。

彼らと一緒にいても、常にどこか違和感を感じていた。

相手に好かれても、どうしても、相手を好きなれなかったり、

こちらが相手を好きなったとしても、相手から好かれない状況になったりして、

男女の関係はうまくいかなかった。

 

つまり、選ぶ相手が間違っていたのだ。

もっと言えば本当の自分を男性に見せていなかった。

また、私の父親だから、このタイプが嫌でも暗くても好きにならないといけない

と思っていたために本命に出あえなかったのだ

 

女の子にとって、はじめて好きになる男性は父親のような男性になる。

なぜなら、どうしてもはじめに目の前にいる男性は父親であるから、父親が男性の基本になる。

 

子どもは両親を立派だと思いたいものだ。

本心は暗くてケチだなあ、嫌だなあと思っていても、その気持ちを抑えて思わないようにするのだ。

 

よって、父親になる人は、娘に大きな影響を与えることを自覚しておく必要がある。

一番気をつけなくてはいけないことは、

娘が成長した時、娘をちらっとでも、女として見てしまうことだ。

こういう父親は要注意である。

これが少しでもあると娘に気づかれる。

娘だからすぐにわかるのだ。

 

私の今までの仕事上、父親が、母親が、自分の子どもを自分のもののように思っている場合、

娘や息子の性の聖域をおかしてしまうことがある。

実際に触るという行為だけでなく、娘の胸を見るという目線も同じである。

これがわかると子どもは深く傷つく。

母親も同じで、どこか息子を男に感じているなら、同じように息子はいつか母親を嫌がり憎むようになるだろう。

これはたった一回でもである。

私は父親が一度、第2次性徴で膨らんできた私の胸をしげしげと(女として)見た時、ものすごく気持ち悪く深く傷ついた経験がある。

また、国民性なのか、日本人は西洋人に比べ、女性の裸体のとらえ方が陰湿である。

実際に私がヨーロッパに住んだ時、海辺でトップレスの女性たちに男性たちが普通に明るく接していたのを目の当たりにして大変驚き、日本の男性の反応とはまったく違うなあと思った次第である。

 

父親は女の人をどう思っているか?どう扱っているか?

母親は男の人をどう思っているか?どう扱っているか?

対等で尊重できているか、それとも、戦っていないか、癪にさわっていないかを見る必要がある。

ここをぜひ卒業してから子どもを育ててほしいと願っている。

子どもの将来の幸せな結婚のために。

 

さて、私の夢、男性との関係であるが、もし万が一私が恋愛をするなら、、、

まずは、自分の違和感に気づくことだと思っている。

また、情けという・・・暗くて怪しい、悲しくて重い、そのなつかしさに気づく。

ミステリアスで、中身があるのかないのかわからないような難しそう?に語る男性はもう嫌だ。

屈託なく笑えて、シンプルな男性がいい。

そうか・・・私こそが、そんなシンプルな人(男性性)でいたらいいんだ!