女性と子どもを暴力・暴言から守りたい

弱い立場の人を暴力・暴言から守りたいと強く心に秘めてきた。

しかし、私はこれについて無力感を感じてもきた。

 

若い女性や子どもが何もよくわかっていないのに、悪い大人に騙されて乱暴を受け傷つくことに、とても心を痛める。

これは今に始まったことではない。

常に強い力がまかり通っている社会においては、弱い立場の者にしわ寄せがいく。

戦争においては上層部より一般市民が犠牲になる。

特に、弱い立場の女子は大きな被害を受ける。

未だに世界の各地ではまだ争いが続いている。

 

最近、知った話であるが、

満州において、終戦の引き上げの時、先に関東軍は逃げてしまい、ロシア軍に岐阜県出身のある村人たちを守ってもらうために、その村の若い日本人の独身女性を、そのロシア軍の男たちの性の慰めものとして、差し出したということを知った。

その性の犠牲になった女性たちは、もう90歳以上なので、死ぬ前に事実を語りたいということだった。

この女性たちは当時18歳以上の独身の女性たちで、当時、いろいろな性病をもらいひどい死に方をした女性がいたという。

驚くことに、この犠牲になった女性たちは本国に帰って、さらに、差別を受けて村には住めなくなったという。

助けてもらった村の人は、彼女たちに感謝するどころか、そのような仕打ちを容認したのだ。

また、そういう嫌なことはなかったことにしたいという村人の気持ちがあり、そのことを公にしなかったそうだ。

戦後65年以上も経つ、今になるまで、封印してきた。

もし、この勇気ある女性たちが何も言わなければ、罪のない死んでいった女性たちはさぞ無念だっただろう。

それにしても、戦争当時威張っていた関東軍が、日本の一般人を残し、先に逃げたとは・・・

非常時に男だって逃げ出したくなるのだ。

そんな時、女子どもは犠牲になりやすい。

 

今の日本で戦争がないことに感謝しているが、しかし、それでも、今なお、女子の虐待やレイプはなくならない。

それが自分も含めた未熟な人間だからなのかもしれない。

 

私が特に大人の虐待に敏感なのは、

義祖父母や夫に、虐げられた母親をなんとかしたい、

そして、その母親からくるストレスを受ける子どもの私をなんとか助けたいと願ってきたからだ。

 

私の人生のテーマは、ここで何度も書いてきているが、「差別」と「尊重」である。

自分を救済すると同時に、女性と子どもを救済したいと思っている。

私にできることは、今までいろいろ人に話してきたが、今ではこのブログで学んだことを書くことくらいである。

 

もし、あなたが男女に関わらず、年齢に関係なく、暴力・暴言を受けていたら、そこからすぐに逃げてほしい。

そして、絶対にあなたは悪くないということを理解してほしい。

子どもは、親のいらだちは親の問題なのに、自分のせいだと勘違いしてしまう。

その行為は起こってしまったけれど、それはあなたのせいではないということだ。

それは暴力をふるう人の問題でしかない。

人は自分のどうにもならない感情を処理できないと、弱い人にぶつけたくなるものだ。

 

こういう厄介なことからあなたを守るには、とにかく、自分のことを卑下しないことだ。

自分なんてダメだと思わないことだ。

あなたはこの宇宙にたった一つのかけがえのない存在なのだ。

それを自覚すること。

それがあなたがこの世でしなければいけないことだと思っている。

自分を丸ごと愛すること。

 

自分を嫌いな人は人に暴力をふるうことができる。

なぜなら、それは。相手ではなく、自分のことをとても嫌って憎んでいるからだ。

こんなやつと相手に怒って殴るのは、自分がこんなやつだからだ。

 

私も完ぺきではない。

偉そうなことは言いたくない。

きれいごとも言いたくない。

立場が違えば私も同じような過ちをしていたかもしれない。

 

ただただ、自分を責めないで生きてほしい。

自分の人生を大事にして生きていってほしい。

人類はみなつながっているから、あなたの辛さはみんなに伝わっている。

つまり、誰かが共感してくれる。

 

あ~私はあなたを愛したい!

これは、私のことでもあるのかもしれない。

この世から暴力をなくすには、自分を愛することからはじめるしかない。

自分を愛そう!!!!!!!!!!!!

 

 

 

♥今、このブログを書いているカフェで、女の子の大きな声が聞こえてくる。

ねえ、ママ~、、、、何度も、ママ~、と言っている。

ママは携帯に夢中である。

そして、このママは弱い声でう~んとしか言わない。

子どもの問いかけに何も答えない。

会話したくないのだろか?

5歳くらいの女の子がお母さんに、まるでひとりごとみたいに語り掛けているのだ。

これって、小さな虐待ではないのかなあ。

このお母さんは気づいていない。

ちょうど、今子どもの虐待について書いていたから、それを証明するかのような、とてもリアルな光景だ。

 

以上、あくまでこれは私の個人的な意見です。

そう思わない方はスルーしてください。