親子シリーズ~母親の怒りを自分の怒りだと思っていた~

これに気づいた時、そうか、そうなんだ!、、、と深く納得した。

なぜ?母親と話すと、電話でさえも怒りがこみ上げてきたのだろうか?

穏やかな私の中に、その時、殺したいほどの怒りがこみ上げてくる。

なぜだろう私の中にまだそんな怒りがあるのだろうか?

怒りとは時間をかけて長年向き合ってきたのに・・・。

 

私は普段穏やかなのに、なぜか、、、母親と話す時そうなる。

 

他の人の中にもこういう経験している人がいるかもしれない。

 

果たしてこの怒りは自分のものなのか相手のものなのか???

誰かと話している時、特に近い関係の人の場合、家族、友達、同僚など、そういう人と話す時、怒りがこみ上げてきたことがないだろうか。

私は怒りがこみあげてきて、その人のことがどんどん嫌いになっていくから困っていた。

クライアントは本来愛の対象になので、ほとんどのクライアントを嫌いにならない。

ところが、その中でも、毎回、その人と話すと・・・自分を忘れてしまうほどの怒りに見舞われる。

その人の中に相当な怒り、しかも、先祖代々から受け継がれてきているネガティブな想いがある。

それは代々差別を受けたきた家系だった。

無念のような報われない想いを代々受け継いているのだ。

 

しかし、なかなかこの対処方法がうまくできず、どうにもできないとこの9年の間いつも闇のふちに佇んでいた。

仕事なので、それは相手から来るものであることは間違いないのであるが、自分が感じてしまうので、自分のものとして感じてしまっていた。

そして、カウンセリング後に、ひとつひとつ怒りを手放すという作業をやっていた。

もうきりのない辛くて苦しい時間だった。

 

さて。共依存の母親のネガティブな想いは、

夫に大事にされない。

愛されない

人に馬鹿にされる。

いじめられる。

みんなばっかりいいな。

悔しいという想いだ。

 

前回、父親のネガティブな言葉のエネルギーを受け取っていた話と同じであるが、特に母親との関係が近すぎてなかなかこのからくりに気づけないでいた。

母親の苦しみは、即、私の想いとなっていた。

おそらく、子どもが病になる原因は、、、ほとんど母親のマイナスなエネルギーを受けていると思っている。

子どもは母親を無条件で愛している存在だから、母親の苦しみを取り除きたいと願うものだ。

ちなみに、動物のペットも家族の誰かの病(がんなど)を受けて死ぬことがある、

子どもや動物の愛って素晴らしいものだ。

 

さて、このからくり(自分のものではない怒り)に気づいてからは、母親と話す時は、自分に集中しながら話す、気を抜かない、体の会陰部分をしめて姿勢よく自分をしっかりと保つようにしている。

なぜなら、親だからと力を抜いて話すと、無意識であるが母親は私のエネルギーを吸い取ってくる。

話した後の私は代わりにとても疲れてしまう。

話す内容なんて関係ない、母親はあまり聞いてもいない。

ただただ、だらだら話すと危ない。

 

これを「エネルギーバンパイヤ」に狙われていると言う。

 

(これについては、以前に書いていると思うので、ここでは省略したい。)

 

エネルギーバンパイアとは、

自分のことを愛していない人、

愛を感じない人、

特に人に依存している人は気をつけていないと「エネルギーバンパイア」になってしまう。

あるいは、反対に、エネルギーバンパイアの犠牲者にもなっていく。

犠牲者は危険だが生命エネルギーを吸い取られる。

 

だからこそ、親になった人は自分の中に何があるか見た方がいい。

自分の中に愛があるのか?

無条件に親を愛している子どもを犠牲にしない前に。

 

会社で起こっている不都合なこと。

妻との間に起こっている気まずいこと。

親との間でぎくしゃくしていること。

自分に合いを感じているか、

周りの人をそんちょうしているか、

それを良く見ることで、子どもは救われるのだ。

 

私の母親は、、、

義祖母にいじめられた恨みを隠している。

夫に愛されないのに、愛されていたと思いたい。

息子を大事にしない嫁を憎んでいる。

いろいろな怒りが彼女の心にあるのに、それをないことにしている。

それを直視したくない。

見たくないのだ。

母親と話す時、私はそれを見てしまい、イライラしていたのだ。

子どもの頃からそうだったと思う。

母親は何も相手に言ってないと言うが、人というは感じる生きものである。

感じていることは隠しようがない。

 

♥私はここからどう抜け出すか?

怒りの波動は強力であるが低い

この波動に自分を合わせないためには自分の心を快適に保つ練習をする。

それには、自分に甘くして、、、好きなことをするに限る。

そして、毎回自分がどこのチャンネルに合わせているのか気づくようにする。

快適なチャンネルを選ぶのだ。

ラジオ局で言えば、チャンネルを合わせて、聞きたいラジオ番組を選ぶのと同じである。

 

私の経験から、未熟な我々は誰でもエネルギーバンパイヤになるということ。

私自身もまた、そういう、吸い取る吸い取られるという依存の関係を持っていた。

そうならないためには、自らの波動を上げて、素敵な人生を歩むと、決めることだ。

エネルギーの高い人に波動の低いエネルギーバンパイアは近づけない。

あなたの波動が上がれば、世の中は平和に近づいていく・・・と私は思いたい。

 

そして、この体験と学びをくれた母親に感謝しかない。