もっか私は断捨離に夢中だ。
それは物だけではない。
わかりにくい頭の中の信じ込みについても断捨離中だ。
風の時代には役に立たないものを処分し心を軽くしていかないと、この軽やかな流れに乗るのは難しい。
年齢を重ねるごとに要らない物や考え(悩み)は増えていくものだ。
物質というのは見えるので、どのくらい減らしたかがよくわかる。
よって、処分はしやすい
しかし、想いや感情や体験というのは見えないゆえにどのくらいあるのか、ないのかわからない。
よって、どれだか処分したもよくわからない。
私の場合、見えないものは「自分の目の前に起こっている事象をよく見て」判断するようにしている。
今、現実レベルで起こっていることはどんなことか?を見ながら自分の意識状態を知る。
昨日、それは起こった。
私は豆に超こだわっている大好きなカフェで、薫り高いコーヒーを頼んだ後、いつものようにこのブログを書こうとして、ネットにつなぎこのブログに入ろうとした時、事件は起こった。
パソコンの画面から、突然、わけのわからない音声や画像が次々と現れた。
電源を切らないでと音声ガイダンスもあり、この音声が何度も繰り返される。
周りに迷惑だな~と戸惑っていると、ここに電話してくださいとまさしくMicrosoft社と思しき電話番号が書かれていたので電話をかけた。
電話に出た男性は日本人でないようでつたない日本語でMicrosoft社のものであるからと言い、いろいろ指示して数字など入れ、あなたのパソコンはハッキングされていると言うのだ。
私のパソコンの中の情報を見せながら説得してくる。
私は気が動転してしまい、どうすればいいのか?と尋ねると、その電話の男性はパソコンを遠隔でクリーニングするからとその料金を見せてきた。
確か5万円と11万円くらいの2種類の額を提示してきた。
私は何か胸騒ぎがして、今そんなお金を払う気はないと言い、さらになんか不信感を感じて、ふとこの電源を切ったらいいと思い電源を切ると話したら・・・その男はこのパソコンの電源を切ってもハッキングは続いているからなるべく早くクリーニングした方がいいと言う。
私はさらに???となり、私は落ち着いて相手の名前やどこから電話をしているのかなど、尋ねてみた。
あなたの名前は?
すると戸惑いながら、、、なんと彼は「ガネーシャ」と答えたのだ。
うっ冗談?と思った。
ガネーシャとはヒンドゥー教の神様で富の神様と言われている。
それに、私にとっては「夢をかなえるゾウ」本のイメージからガネーシャはとてもファミリアでユニークでマジシャンなイメージがある。
大好きな存在である。
その怪しい男の名前がガネーシャと言ったので、え~~~っあなたは神様の名前なのと私、男はそうだと言うので、私は思わず「神様~~~助けて~~~」とつい言ってしまった。
すると、彼はありがとうございますと…なんという会話か!
悲劇の中のユーモア、、、まさにガネーシャの仕業かなと思ったようになり、少し心に余裕が出てきた。
東京から電話しているとか、、、彼はしどろもどろになっていて、、、そこで、やっと私は今決められないから再度Microsoft社に電話するからと電話を切った。
そこから、あれ~~やはり騙されたのかもと思い、すぐに自宅に戻り、Microsoft社に連絡した。
やはり、今この手の詐欺が増えていて、この犯人を突き止めている最中だと言われた。
私は騙されたとはっきりとわかりショックを受けたが専門家の手により私のパソコンには被害がないとわかり事なきを得た。
さて、この事象において、もちろん、私はいろいろと分析をしてみた。
その時の自分の反応を見るとなかなか面白いことがわかってきた。
まだ、昨日のことなのでここで言えることは限られてくるが、ガネーシャと言う名前を聞いたことで、、、気が動転していた私の心は安心したということ。
彼は偽名だとしてもなぜその名前を思いついたのだろうか、私には意味があったのだ。
つまり、ガネーシャは冗談(を言う騙し)ということになる。
私の現実の受け取り方は普通の人とは違い、生きることは魂の想いを受け取ることだから、どうしても非現実的なものの見方になる。
ガネーシャと言っただけと思う人もいるだろう。
しかし、私はあのガネーシャが?と思ったことで気が楽になったのだ。
神様の計らいとさえ思えてしまう。
つまり、私には現実とは悲劇も喜劇もこんなもんだということになる。
物事は自分のとらえ方で大きく次の現実が変わってくる。
つまり、未来は今の起こっている現実をどうとらえるかで変わってくるのだ。
未来は変えられる・・・ということになるのだ。
だから毎回人生が悲劇から楽しくなってしまうのだ。
もう一つ言えるのは、実は昨日の朝方に変な夢(予知夢)を見ていたのだ。
夢の中で、小学生くらいの無垢の娘の家の中に、、、知らない男が入りこんで住んでいるのを見て、、、あ~~危ない、、、この子は気づいていない、、、と思い目が覚めた。
その変な夢の意味がわからないなあと思いながらカフェに行き、その後にこの事件は起こったのだ。
その娘とは私のことであった。
知らない男が知らないうちに私のパソコン内に入るのを許してしまったという予知夢だったのだ。
パソコンについて私は無知である。
パソコン操作にいつもパニックになる。
ここから私のパソコンへのコンプレックスがここからよくわかる。
パソコンができないのは当たり前のこと、苦手なのは仕方がない。
だって、そろばんの時代に育ったんだから、音楽だってレコード盤だよ、パソコンんなんて知らないのは普通なんだ、、、もうできない自分を責めることはやめようと思う!
そうなのだ、人はこのようにいろいろなコンプレックスを持っている。
私の断捨離は長生き信仰の健康についても、食べ物についても、容姿外見についてもこれからやっていくことにしよう。
役に立たない信じ込み(コンプレックス)を一つ一つきれいにしていこうと思う。