ミサエ流…いい男と言い女の作り方

この60年以上、女のあり方。男のあり方を観てきた。

女である自分を通していろいろな痛みを感じながら、特に私が育った家では、女であることは損なことだと思って育った。

私は女であることを忌み嫌っていた。060

兄や弟に比べて、女の私は損ばかりしていた。

なぜ、兄と弟は男であるだけで、何でも許された。

私が同じことを言ってもしても、私は許されない。

この時代の古い女たちは女が男より劣っていると思い込んでいる。

それは事実ではない。

実際女である私は学校でも男の兄や弟よりなんでもできた。

それなのにそのことが、母や義祖母には気にいらないことだった。

学校で頑張ってもダメなのだ。

女だからできない方がいいのだ。

 

女の子は中学生くらいになるとはっきりと体に変化が起こり男の子たちはソワソワとし始める。

しかし、女の子はこの急速な身体の変化に心はついていっていない。

急に女になるからだ。

そんな時、女の子は脆くなり危うい気持ちになる。

精神的(性的)な知識もあまりないために女の子は無防備になる。

 

当時、体が急に女らしくなった私もまたどうにもこうにも自分の外見の変化に戸惑っていた。

そして、悲しいほど遅れている大人たちの性への対応の悪さを思う。

無防備ゆえに、時として心身が傷ついてしまう経験をする女の子がいるかもしれない。

そんな危うい不安定な状態から思春期が始まり恋の勘違いなどを体験していく。

 

私の場合は自分のことが嫌いだったために、さらに10代だった私の心は荒れまくっていた。

そんな子供から大人なる時にこそ、家族(特に父親の)愛と言う受け皿はとても重要である。

私の胸が大きくなった時、父親にいやらしい目で見られたのをはっきりと想い出す。

これは大問題だったのに、母親はこれを無視した。

この時、私は深く傷ついたのだが、その知識がないために心に秘めるしかなかった。

父ではなく男の目になったのを見て、その時以来、私は男を信用できなくなった。

父親が性的な成長ができていないのだ。

このようなことは本当にいろいろな女性が体験しているのを知っている。

これはレイプではないが、厳しく言えば、ある意味、間接的な近親相姦である。

犯罪であるとも思う。

母親は減るもんじゃないと思っているかのように気にしない。

私の勘違いと思っている。

夫の方が正しいからだ。

(ここに彼女のコンプレックスがわかる)

こういうことを大したことないと思っている大人が少なからずいる。

おそらく日本のセクハラはアメリカでは犯罪となるだろう。

20代の頃、教師時代にも本当にたくさセクハラ的な発言が多くあったのを思い出す。

みんな当たり前になっていたのだ。

女性の身体がどうのこうの、、、男たちとはまったく関係ないことなのに、まるで牛の品評会みたいに目の前の女性たちの身体の品定めをしていた。

教師なのに。

 

私はヨーロッパで暮らした時、ヨーロッパの男性が女性をとても大事にしているのを見て何度も感激した。

これは事実だった。

ジェントルマンとはこういうものなんだと思った。

日本人駐在員の夫が妻に荷物を持たせて歩いているのを見て知り合いのオランダ女性は驚いていた。

日本の空港の手荷物カウンターでベビーカーを持って手伝うのは決まって日本人の男ではない。

日本に帰ってから嫌になったのが、私が狭い道を歩いていても向こうから歩いてくる年配の男性は絶対に道を譲らない。

向こうから歩いてくる男性に、、、なんだお前どかんか!と言われたこともある。

もちろん日本の男性の中でも女性に優しい男性はいるのかもしれないがなかなか見つからない。

私は飛行機内で手荷物のスーツケースの上げ下げを手伝ってもらったことがない。

たまに手が伸びて手伝ってくれる人がいる…それが悲しいことに男性ではなく女性なのだ。

カップルでカジュアルなカフェに入り、男性が先に席に座り、女性は先にオーダーしてお茶を彼のためにいそいそと運んでいる???私はこれに違和感さえ感じる。

まあ、人によってはどちらでもいいのではないかと思うかもしれないが、私はそういう場所では男性にエスコートしてほしい。

なぜ、日本にこのような男性が多くいるのだろうか?

<私の考察>

それは日本の男性に心の余裕がなくなっているからだと思っている。

もちろんそういう作法も教えてもらっていないという人もいるかもしれないし男女平等だからいいと言う人もいるかもしれないが、、、男の心に余裕があるか無いかは生きる上でも大切なことだと思う。

それに女性にもてる秘訣である。

その余裕こそ、いい男かダメ男の違いを作る。

また、父親の性的な成長(教育)も必要だと思っている。

娘を女として見てしまっては父親として失格である。

また、女性は男性が尽くしたくなるような劣等感のない女性であることがすてきなことだと思っている。

それには、女性が自分を大好きであること、自分に充分に満足していることが条件となる。

 

私はここまで観察してきて、やっとみなさんにこのことを教えることができる。

いい男といい女になることで、男女が信頼し合い支え合い、深く互いを理解し愛し合うことで、子どもたいは幸せになる。

そんな日本になったらいいなあと夢想している。

コミニティではこういうことを中心に話しをしていきたい。

 

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