②誰でもエネルギーバンパイアになる可能性がある

なぜなら、この上下の人間関係の世界は、エネルギーの奪いあいの世界だからである。

弱肉強食、強い者、権力のあるものが下の物のエネルギーを吸いやすい。

ブラック企業のような場合、会社側は大きな権力を持っているために一人一人の細かいことなど気にしない。

ただの労働をする人として扱う。

それでも良心的な企業というのがあるのかもしれないが、

大きな会社ほど利益や儲けを優先するので細かく一社員の個人的なことは問題にしない。

ピラミッド状の組織であるほど、最下層の人はエネルギーを吸い上げられる仕組みである。

仕方のない構造。

家族も同じで家父長制の家族ほどピラミッド状になっているので、やはり子どもが犠牲になり、強い親から圧力がかかり生命エネルギーは吸い取られる。

 

よって、この世界では常にエネルギーバンパイアにならないように気を付けること、気づくことが大事なことになる。

これに気づくには、自分が誰かに依存して経っていないかをよく観ることである。

その誰かとは自分の子どもだったり、部下だったり、配偶者だったり、近所のママ友だったり、クライアントだったりするかもしれない。

自分の立場が高いと勘違いしていないか?

自分は相手に圧をかけていないか?

それは相手のために言っているつもりでも、どこかで自分の正当性を誇示しようとしていないか?

かなりの客観的で冷静に自分を観ることである。

 

私自身も、ついついやってきてしまったと思う。

この上下の人間関係の場合、仕方のないことである。

誰もがエネルギーバンパイアになる可能性がある。

 

結局は、常に人とはフラットな関係でいることに徹することだと思っている。

どんなに自分が相手より年上でも、その人のことを尊重する姿勢でいること、

反対に、相手が自分より年上でも、その人に権力があっても、魂として向き合うことだ。

が、、しかし、なかなか難しいことである。

 

まあ、常に自分に気づくことしかない。

それには、一人になって自分と向き合う時間が重要になる。

今まで生きていた自分はどうだったか?

優しい人だからと相手に甘えすぎてその人のエネルギーを吸い上げいないか?

あるいは、人にエネルギーを与えすぎて、大切な自分の生命エネルギーを使いはたしていないか?

自分はこれからどうありたいか?

人はいくら仲間がいても、家族がいても、この世を去る時は自分ひとり…だ。

だからこそ、その自分に慣れておくのはとても大事なことだと思っている。